2022年6月21日
執筆スポンサー募集のお知らせ
短く端的に
- Railsエンジニアが学習を加速させるための資料をたくさん書きたい
- その時間を増やすための執筆スポンサーを募集したい
- 資料執筆費用を主に「エンジニア育成を通じてコミュニティへ貢献したい法人や個人」から集める仕組みをつくりたい
長く詳細に
背景
Railsで書かれたサービスは年々増え、また成長し、Railsエンジニアの数もそれにあわせて年々増えています。それとともに「Railsエンジニアをもっと採用したい」という、より多くのRailsエンジニアを求める声もあちこちで聞かれます。
新しくRailsエンジニアが育っていく環境もどんどん充実してきています。私がお仕事をしている会社さんでも研修、読書会やペアプロ、モブプロが行われたり、仕事上の問題点を先輩エンジニアたちへ相談したりコードレビュー依頼できる環境が整えられています。また、私が顧問をしているフィヨルドブートキャンプでも日々活発に学習が行われていることを目の当たりにしています。
多くの新しい人たちがRubyコミュニティの門をくぐってやってきていることはとてもありがたく、Rubyコミュニティが住み心地の良い街のように大きく成長していると感じています。
感じている問題点
RubyとRailsの書籍・資料は年々増加していて、学習を進める環境は改善しています。それでもペアプロや読書会をしているときに「こういった資料があれば学習が促進される」と感じることもまだまだあります。
また、資料執筆は報酬を得るのがプログラミングの仕事と比較して難しく、「金銭的にはプログラミングの仕事を行う方が有利」という状況になりやすいため、資料執筆を行っている人はそれほど多くないと感じています。
どうやってその問題に取り組むか
私は継続的に資料執筆を行っています。今回、執筆の時間をさらに増やして世の中により多くの資料を公開していくために、執筆スポンサーとして協賛してくださる方々を募集します。
執筆の時間を増やすことで、資料や書籍をより早くより多く世の中に出すことができれば、より多くの活用できる機会を得て、より多くの人の学習が促進されると考えます。また、これからプログラミングを学習したい方々へ向けた学習資料として届き、新しくRubyやRailsを使うエンジニアが増えることも期待しています。
あわせて、資料の代金を想定読者である初学者からではなく、エンジニア育成を通じてコミュニティへ貢献したい会社さんから集める仕組みをつくりたい、と考えています。初学者の金銭的な負担を減らし学習を促進し、また、エンジニアたちが成長していくことで間接的に会社へもメリットを得られるような仕組みです。今回の取り組みはその1つの方法になるのではないかと考えています。
趣旨に賛同して協賛いただけるみなさまをお待ちしています。
また、他にもこのような仕組みをつかって資料を書いていきたいという方がいらっしゃいましたら、ぜひこの仕組みを活用してみてください。まだ実験段階ですが、情報交換をしたりして一緒に取り組んでいければと考えています。
具体的な資料執筆予定
主にRails歴1〜3年程の方々が利用する範囲で資料を書いていきたいと考えています。このレベルでは多くのエンジニアが有用と感じる最大公約数的な資料を書くことができ、多くの人に活用してもらえるからです。
学習資料は「Railsの練習帳」としてZennで無料で公開しています。書けた部分から順次公開しています。
https://zenn.dev/igaiga/books/rails-practice-note
今後、無料で閲覧できる形式のほか、需要にあわせて有料でPDF版や書籍版などを作成することもあるかもしれません。
私はどんな人なのか
私はフリーランスのRailsエンジニアをしながら、Ruby/Railsを学習するための資料・書籍を書いています。主な執筆書籍は以下です。
フリーランスでの業務では実装に加えて、研修の設計や講義、ペアプロや読書会などを通じた育成業も行っています。
執筆は主業務ではなく、空き時間を利用して書いているので、書籍が書きあがるまでの期間は長くなります。書き上げるまでに、「Ruby超入門」は約2年、「RubyとRailsの学習ガイド」は約2ヶ月の時間をかけています。また、「Railsの教科書」はRailsのバージョンアップに合わせて複数回の大きな更新を行っていて、そのたびに約1ヶ月の作業をしています。執筆にかける時間を増やして、より多くの資料を世の中に出す方法を模索しています。
協賛方法
法人向け
協賛金は以下となります。
- 20万円(税別)/年
- 1年後に継続有無をお尋ねさせていただきます
- もしも複数口のご要望がありましたらご相談ください
協賛の特典は以下となります。
- 弊社ホームページおよびZenn「Railsの練習帳」ページに協賛企業の会社名とロゴを表示
- 御社プレスリリースや技術者ブログなどへの掲載情報提供(筆者のひとことなど)
- リモートで60分程度の勉強会や相談会の実施
- 利用例:
- 書いた資料などをつかった勉強会を開催
- 御社プレスリリースや技術者ブログなどへ利用できるインタビュー
- 社内でのRailsエンジニア育成に関するご相談
- 利用例:
ここでお支払いいただいたお金の価値が支払ったみなさまへ直接的には還元されないかもしれません。学習者の方々への還元の趣旨にご賛同いただければ嬉しいです。
お問い合わせ、お申し込みはお問い合わせフォーム、Xメッセージまたはメールでご連絡ください。
- お問い合わせフォーム: お問い合わせページ
- X: https://x.com/igaiga555
- mail: kuniaki.igarashi@garnettech373.com
個人向け
支援してくださる方はZennの「バッジを贈る」機能からお願いいたします。
https://zenn.dev/igaiga/books/rails-practice-note
ここでお支払いいただいたお金の価値が支払ったみなさまへ直接的には還元されないかもしれません。学習者の方々への還元の趣旨にご賛同いただければ嬉しいです。
お仕事もお引き受けします
Railsエンジニアを育成する体制を社内につくっていきたい、Railsエンジニアを育成できるようにして採用範囲をもう少し広げたい、こういった世界づくりに共感してくれる会社さんとお仕事をしたいと考えております。ご相談ください。
お仕事中に研修準備の時間をいただき、その成果をRailsの練習帳などで公開させていただけるようなお話はたいへんありがたく、後述の謝辞にありますように、ご協力いただいた会社様には深く感謝しております。
また、単発での勉強会や研修の開催も行っております。
詳細は事業内容ページをご参照ください。
事業内容: 事業内容ページ
謝辞
株式会社iCARE様のみなさまとのペアプロでいただいた質問と対話から、「Railsの練習帳」に書いた多くの知見を得ることができ、また、説明のための資料執筆を通じてご支援いただきました。
GMOペパボ株式会社様において新人研修「DBモデリング基礎講座」および「RSpec基礎講座」 の講師をさせていただき、つかった資料をベースに更新を加えて「Railsの練習帳」にて公開させていただいています。
深く感謝いたします。
更新履歴
- 2024年4月24日: 現状にあわせて更新
- 2022年6月21日: 初版